神戸市立博物館 特別展「銅鐸とムラ-国宝 桜ヶ丘銅鐸をめぐる弥生の営み-」
神戸市立博物館 特別展「銅鐸とムラ-国宝 桜ヶ丘銅鐸をめぐる弥生の営み-」
1.展覧会のみどころ
・神戸市立博物館が所蔵する国宝 桜ヶ丘銅鐸・銅戈群の発見から国宝指定までの歩みを辿るとともに、同じく国宝の加茂岩倉銅鐸(島根県)をはじめ各地の重要文化財の銅鐸が神戸に集結し、銅鐸はなぜ埋められたのかその実態に迫ります。
・桜ヶ丘銅鐸・銅戈群と同じ六甲山南麓から出土した銅鐸を神戸に里帰り展示。
・銅鐸とともに生きた人々のくらし―弥生世界を最新の発掘調査事例も交えてご紹介します。
2.展覧会の内容
桜ヶ丘銅鐸・銅戈群は、1964年12月10日、神戸市灘区桜ヶ丘町にて偶然発見されました。銅鐸14点と銅戈7点が一緒に埋納されていたこと、絵画表現がみられる銅鐸が含まれるなどその重要性から1970年に国宝に指定されます。
弥生時代の社会において祭器(まつりの道具)であったと考えられている銅鐸。 その多くは単体での出土ですが、桜ヶ丘銅鐸・銅戈群のように銅鐸を複数埋めることには、どのような意味があるのでしょうか。本展では、国宝 加茂岩倉銅鐸(島根県)、重要文化財 大岩山銅鐸(滋賀県)、重要文化財 柳沢銅鐸(長野県)などを展示し、その事例から、その意味を考えます。
桜ヶ丘銅鐸・銅戈群が発見された六甲山南麓は、銅鐸の発見が多い地域として古くから知られています。本展では、六甲山南麓の銅鐸が一堂に会するとともに、周辺集落などの様子も出土資料で辿ります。
発見から60年を経て、改めて国宝 桜ヶ丘銅鐸・銅戈群の魅力と当時の人々の営みをご紹介します。
3.展覧会概要
会期:2025年7月5日(土曜)~8月31日(日曜)
休館日:月曜日、7月22日(火曜)、8月12日(火曜)
※ただし、7月21日(月曜・祝日)・8月11日(月曜・祝日)は開館
開館時間:9時30分~17時30分(金曜と土曜は20時まで)
入場料:一般1,500円(1,300円)、大学生750円(650円)、高校生以下無料
4.関連事業
講演会
特別展記念講演会「桜ヶ丘銅鐸に学ぶ」
講 師:井上 洋一 氏(奈良国立博物館 館長)
日 時:7月12日(土曜)14:00 ~ 15:30(13:00開場)
会 場:神戸市立博物館地階 講堂
定 員:140名(当日受付、先着順、13:00から講堂前で整理券を配布)
参加費:無料(ただし、当日ご使用いただける特別展観覧券が必要)
展覧会担当学芸員によるリレー講演会
「山と低地~六甲山南麓の弥生遺跡~」
「銅鐸と弥生世界~桜ヶ丘銅鐸・銅戈を中心に~」
講 師:田島靖大(神戸市立博物館学芸員)、萱原朋奈(神戸市立博物館学芸員)
日 時:8月9日(土曜)14:00 ~ 15:30(13:30開場)
会 場:神戸市立博物館地階 講堂
定 員:140名(当日受付、先着順、13:30から講堂前で整理券を配布)
参加費:無料(ただし、当日ご使用いただける特別展観覧券が必要)
神戸市立博物館 Kobe City Museum
〒650-0034 神戸市中央区京町24番地
TEL:078-391-0035
FAX:078-392-7054
5.相互連携
【特別企画】神戸市立博物館と兵庫県立考古博物館の“銅鐸”タイアップ企画
兵庫県立考古博物館と神戸市立博物館の“銅鐸展”を両方見て、
神戸市立博物館のオリジナルステッカーをゲットしよう ♪
神戸市立博物館で、兵庫県立考古博物館のご観覧チケット(会期:2025年4月26日(土)~6月29日(日))提示の方に
非売品オリジナルステッカーをプレゼント!!
※兵庫県立考古博物館では、神戸市立博物館のオリジナルステッカープレゼントはしておりません。
※ステッカーが無くなり次第終了します
最近のコメント