辰馬考古資料館平成19年度秋季展
10/6~12/2まで日本有数の銅鐸コレクションで知られる兵庫県西宮市の辰馬考古資料館で平成19年度秋季展「縄文・弥生のまつり-石棒と銅鐸-」が開催されている。
銅鐸は10点程が展示されるそうだが、今回の目玉はなんといっても、伝伯耆国出土(伝鳥取県)の福田型銅鐸(写真右下)。邪視文銅鐸の異名を持つ銅鐸だが、全国でわずか5例しか出土しておらず、佐賀県安永田遺跡で鋳型が出土したことから“九州製”の銅鐸と考えられている。
他にも伝高知県の渦ケ森型有環銅鐸や伝大阪府柏原市玉手山出土の近畿式銅鐸、静岡県浜松市引佐町井伊谷(誤伝)の流水文銅鐸、徳島県徳島市星河内銅鐸細片など、私にとっては、はじめて見るものばかりで今から見学が楽しみ。
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