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2007年11月11日 (日)

柳沢遺跡の銅鐸-鰭部分の写真公開

1a長野県埋文センターのH.P更新されていて、柳沢遺跡の銅鐸の写真がUPされていた。
・銅鐸片1と銅鐸片2(埋まっている方)があるが、同一個体だということ
・銅鐸片1(小さい方)は鰭の部分の写真がA,B両面共出ている。

写真見てちょっと驚いたのは銅鐸片1-A面(写真1)の鰭のR鋸歯文…
「鋸歯文が外向きになっている!!」
普通というか、99%鋸歯文は内向きなのは銅鐸文様のルール(模式図参照)なので、これはかなり珍しい。

Photo外向き鋸歯文というと、奈良県・上牧銅鐸や同笵の加茂岩倉17号鐸が鰭の一部で外向きなのが珍しい例。この他だと、兵庫県・神種銅鐸、福井県・井向1号鐸などが外向きのようだが、文様が非情に見づらい…(神種は複合鋸歯文だと書いてあるものもあるので)

大きさ的には銅鐸片1は高さ8cmということなので、鰭幅は7-8mmで、これだと全高もかなり小さそうだ。20cmぐらいか?ちなみに上牧と加茂岩倉17号は全高30cm、鰭幅は15mm。

あと、上から見た写真だとこの銅鐸かなり丸いというか扁平じゃない。この辺の特徴から菱環鈕II式~外縁付鈕I式という見通しが出てきたのだろう。早く銅鐸片2も公開して欲しい。

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