八尾の銅鐸-『河内どんこう』No.87(2009/2)
最近、『河内どんこう』という大阪の地域歴史雑誌に「八尾の銅鐸」という小文を書かせていただいた(『河内どんこう』No.87 2009/2)。
大阪府の八尾市内からは銅鐸が3個、銅鐸片が2個出土している。
・恩智垣内山銅鐸
・恩智都塚山銅鐸
・跡部銅鐸
・亀井遺跡出土銅鐸片(扁平鈕式)
・亀井遺跡出土銅鐸片(突線鈕式)
大阪府出土の銅鐸の総数が約30個なので、八尾は銅鐸が比較的多く出土している地域といえる。
小文では、八尾市内出土の銅鐸について、出土の経緯や各銅鐸の特徴や型式、産地推定など、これまでの研究成果を解説しながら、大阪と八尾の銅鐸の問題点も論じている。
主な項目は
・銅鐸の部分呼称・型式分類
・八尾市域出土の各銅鐸の説明
・摂津産と河内産
・銅鐸の流通
・銅鐸の埋納
・近畿式銅鐸の製作地
・埋納と破壊
『河内どんこう』は八尾市内の書店店頭(やお文化協会HP掲載)か、NPO法人やお文化協会に申し込めば購入できる。 購入方法などについては、やお文化協会さんにお問い合わせください。
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