夏の銅鐸展-弥生文化博物館・浜松市博物館
先週末、安土考古博物館で開催中の「大岩山銅鐸から見えてくるもの」を見学してきた。
のっけから明治14年と昭和37年出土の大岩山銅鐸がズラリと並んでいる~これだけでも壮観だが、中央には加茂岩倉銅鐸(レプリカ)も置かれ、部屋の後半には多数埋納例の銅鐸が一堂に集められていた。
数年前里帰り展を苦労して見に行った伊奈銅鐸や当分見られないと諦めていた京都の梅ヶ丘銅鐸や大阪門真市の大和田銅鐸等々、目移りしてしまって、とても半日では見られない…できれば会期中に再訪したいが…
入場券をよく見ると、大阪府と滋賀県の連携展示となっていて券の左半分には、大阪府立弥生文化博物館・特別展「豊饒をもたらす響き 銅鐸」の文字が…なんと今夏7/16~9/11まで弥生博で銅鐸展が開催されるのだ!!
浜松市博物館でも、東海の銅鐸展が計画されていると聞いていたので、帰宅後調べてみると、こちらも7/23~9/4まで市制100周年記念特別展「銅鐸から銅鏡へ」-東海の銅鐸と三角縁神獣鏡-が開催されることになっている!!(写真は安土でも展示されていた浜松市の前原銅鐸)
今年の夏は銅鐸展が2つも開催!!銅鐸ファンには熱い夏になりそうだ。
2011年7月16日(土)~9月11日(日)
大阪府立弥生文化博物館・滋賀県立安土城考古博物館連携展示「銅鐸を探る」
平成23年度夏季特別展「豊饒をもたらす響き 銅鐸」
弥生時代前期から中期にかけての銅鐸が示す多様性を中心に、弥生時代の社会がどのような道をたどったのかをみていきます。弥生人が銅鐸に込めた想い、銅鐸の語る物語に耳を澄ませてみてください。
大阪府立弥生文化博物館 0725-46-2162
2011年7月23日(土)~9月4日(日)
市制100周年記念特別展「銅鐸から銅鏡へ」東海の銅鐸と三角縁神獣鏡
地域の歴史の特色を紹介する特別展を開催する。
※浜松市は銅鐸出土地数日本一の都市
浜松市博物館 053-456-2208
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