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2012年3月27日 (火)

島根県立古代出雲歴史博物館 企画展「弥生青銅器に魅せられた人々-その製作技術と祭祀の世界」

Photo 3月初め、研究会の冬例会や筑紫野市のシンポジウムへの参加でバタバタしていたら、古代出雲歴博で3/16~から弥生青銅器の企画展「弥生青銅器に魅せられた人々」が始まっていたのを見落としていた…

今年は京都と東京で出雲展が開催されるが、その出雲でこんな興味深い特別展が企画されていたとは~

展示構成や展示替リストを見ると、弥生の青銅器全般を扱った特別展らしい。どちらかというと2009年秋に開催された橿考研の「銅鐸-弥生時代の青銅器鋳造」に近いが、もっと広く、弥生人と青銅器について考えてみようという企画のようだ。昨年は銅鐸展が滋賀県、浜松市、弥生博と三ヶ所も開催されたこともあって出雲へは行けずじまいだったが、今年はまた出雲へ行くことになりそうだ。

Photo_3 興味深い講座や座談会も企画されていて4/15にはライブイベントまである~銅鐸ライブと聞いて土取利行さんのCD「銅鐸-黄金の鼓動」を思い出したが、今回は福岡ユタカさんを中心としたミュージシャンの方々が演奏するらしい。




企画展「弥生青銅器に魅せられた人々-その製作技術と祭祀の世界」


国宝・荒神谷遺跡出土青銅器、加茂岩倉遺跡出土銅鐸に代表される全国屈指の青銅器群は、出雲の古代文化を代表するものとして知られ、この地に強大な政治権力が存在した証拠とも言われています。しかし、その圧倒的量は政治権力の大きさと単純に結びつけられるものではありません。北部九州や近畿で青銅器生産が開始され、青銅器とそれを用いる祭祀が浸透していく中で、人々は様々な手法で青銅器を取り入れ、地域独自の「青銅器文化」とも言うべき新たな世界を見いだしました。

この展覧会では、各地に花開いた「青銅器文化」を紹介するとともに、大量青銅器の保有へと舵を切っていった、出雲における「青銅器文化」の姿を明らかにしていきます。
 
また、当時最新技術であった青銅器製作技法を手がかりに、数々の困難の中でそれでもなお青銅器を求めた人々の想いを紐解いていきます。


2012年3月16日(金)~5月16日(水)
会期中の休館日:3月21日(水)、4月17日(火)
(通常は第三火曜日が休館日ですが、5月15日は開館します。)

島根県立古代出雲歴史博物館
〒699-0701 島根県出雲市大社町杵築東99番地4
Tel: (0853)53-8600 Fax: (0853)53-5350

イベント
[講座]
★青銅器製作技術と出雲の青銅器
[日時] 2012年4月7日(土)13:30から15:00
[講師] 増田浩太(古代出雲歴史博物館 主任学芸員)
[場所] 古代出雲歴史博物館 講義室
[料金] 無料
[定員] 100名(事前申し込み制)

★出雲における青銅器文化(仮)
[日時] 2012年4月28日(土)13:30から15:00
[講師] 吉田 広氏(愛媛大学ミュージアム准教授)
[場所] 古代出雲歴史博物館 講義室
[料金] 無料
[定員] 100名(事前申し込み制)

[座談会]
★出雲の青銅器にまつわるエトセトラ
[日時] 2012年5月6日(日)13:30から15:00
[講師] 増田浩太・劉 治国(元古代文化センター特任研究員)ほか
[場所] 古代出雲歴史博物館 講義室
[料金] 無料
[定員] 100名(事前申し込み制)

[ライブイベント]
★「YEN Calling with 銅鐸」銅鐸に魅せられた僕らのライブ&トーク
銅鐸の音に惚れ込んだミュージシャンと銅鐸好きな学芸員が繰り広げ、アカデミックで超マニアックな新感覚ライブ。

[日時] 2012年4月15日(日)13:30から15:00
[場所] 大社文化プレイスうらら館 だんだんホール(出雲市大社町杵築南1338-9)
[料金] 無料
[定員] 600名(事前申し込み不要)
[出演] 福岡ユタカwith「横川理彦」「矢壁アツノブ」「whacho」
    増田浩太(古代出雲歴史博物館 主任学芸員)

福岡ユタカ(YEN CHANG)プロフィール
作曲家、フリーボーカリゼーションアーティスト、プロデューサー。島根県浜田市出身。ミュージシャン・作曲家として活躍中。映画「どろろ」、Nスタ(TBS系)、「出雲大社」NHKスペシャル、宮本亜門演出「金閣寺」(原作三島由紀夫)の音楽監督を担当、TVコマーシャル多数。近年は石見神楽とのコラボレーションも行なっている。

[銅鐸鋳造]
★蝋鐸職人と銅鐸博士の銅鐸鋳造実験
[日時] 2012年3月25日(日)・4月22日(日)・5月3日(木・祝)・5月5日(土)いずれも11:00から/14:00から
[蝋鐸職人] 澤田正明(古代出雲歴史博物館 学芸員)
[銅鐸博士] 増田浩太(古代出雲歴史博物館 主任学芸員)
[場所] 古代出雲歴史博物館 エントランスロビー
[料金] 無料
[定員] 特になし(事前申し込み不要)

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