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2012年12月

2012年12月12日 (水)

東京国立博物館・特別講演会「北部九州の弥生文化-企救の国の青銅器文化を中心として-」

000012263 東洋館のリニューアルオープンの日程を調べようと東博のHPを覗くと、来週末の12/22に「企救の国の青銅器文化を中心として」という副題の付いた講演会があると知った。
平成館の考古展示室で開催中の特集陳列「北九州の青銅器文化」の関連企画らしい。こちらも北九州市出土の青銅器が20点余り一挙に展示される。九州の青銅器文化の中ではマイナーな地域である「豊」地域にスポットライトを当てる展示・企画はなかなか興味深いと思う。数年前、苅田町歴史資料館で開催していた同様な企画展を見逃したので今回は是非行かねば…

写真は小倉南区重留遺跡の広形銅矛…大型の竪穴式住居の中で数回の取り出しと埋め戻しが確認できた希有な事例

講演会・講座
特別講演会「北部九州の弥生文化―企救の国の青銅器文化を中心として―」
古くは「企救(きく)の国」と呼ばれた北九州地域の青銅器文化を最新の発掘成果も踏まえ紹介します。

日程 2012年12月22日(土)
時間 13:30 ~ 15:00
会場 東京国立博物館・平成館-大講堂
講師松井和幸(北九州市立いのちのたび博物館歴史課長)定員380名(先着順)
※開場は13:00を予定しております。聴講料無料(ただし当日の入館料は必要)

特集陳列
「北九州の青銅器文化」
平成館 考古展示室   2012年10月30日(火) ~ 2013年3月10日(日)
北九州市立いのちのたび博物館・北九州市埋蔵文化財センターが保管(所蔵は北九州市)する北九州市内の遺跡から出土したさまざまな青銅器と当館が所蔵する青銅器をもとに、北九州地方の青銅器文化の実態に迫ります。なお、本特集陳列は、平成24年度考古相互貸借事業として行っています。

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2012年12月 7日 (金)

豊川市桜ケ丘ミュージアム企画展「弥生人の造形美―とよかわの北と南で」

S 先日、しかさんからコメントいただき初めて知った企画展。桜ヶ丘ミュージアムで弥生時代の企画展が開催されるのは知っていたが、まさか銅鐸がこんなに展示されているとは…?! 会期は12/16までなのでまだ間に合う!

特に、市内御津町出土の広石銅鐸は個人所蔵品であるため、これまで見る機会はなかった。今後もそうないだろう。この広石銅鐸は現在拓本だけ残る伝愛知郡鐸と同笵であり、今回はそれらと同笵関係になる歴博の琵琶湖湖底出土鐸まで展示されるという。ここまで豊川市周辺の銅鐸を集めたのなら、砥鹿神社の田峯銅鐸、市内出土の平尾銅鐸(東博蔵)も展示して欲しかった。

桜ヶ丘ミュージアムには市内出土の千両銅鐸が常設展示されているので、かなり前に見学に行ったことがあるが、この銅鐸は古式でかつ大型、あまり類例のないタイプであり、三河では最古の銅鐸とされている-また見てみたい。

初の里帰りとなった豊沢銅鐸は、島根県の銅鐸出土地名表では[愛知36]で所在不明となっているが、2007年6月には京博で展示されていた。


京都から初里帰り「豊沢銅鐸」など-桜ケ丘ミュージアムで弥生時代の資料や復元品展示

東日新聞(2012/11/16)
豊川市内の遺跡群から出土した銅鐸(どうたく)や道具類を紹介する「弥生人の造形美―とよかわの北と南で」展が、豊川市桜ケ丘ミュージアムで開かれている。同市御津町で84(昭和59)年に発見された「豊沢銅鐸」が、京都から初めて里帰りするなど、貴重な資料の数々が注目を集めている。弥生時代の資料165点と復元品10点の計175点を展示。
合併により市域に加わった市北部・南部に位置する旧宝飯郡の出土品にスポットを当てた。
今回初めて里帰りした豊沢銅鐸(高さ66・8センチ)は、当時ミカン畑だった御津町の市斎場会館周辺で見つかったという。人手を経て一時行方不明になっていたが、現在は文化庁所蔵、京都国立博物館が保管している。『2000年ぶりの再会』という触れ込みの「広石銅鐸」(高さ45・6センチ)と「伝滋賀県琵琶湖出土銅鐸」(高さ45・2センチ)は、1つの鋳型から作られた「兄弟銅鐸」。
広石銅鐸は、御津町広石から国府町へ抜ける峠道で出土した。琵琶湖の銅鐸は、琵琶湖の湖底で発見された。同じ工房で作られ各地に配られたようだが、それが何を意味するかは不明だという。

会 期:平成24年11月10日(土)~12月16日(日)
時 間:午前9時~午後5時
休館日:毎週月曜日
会 場:豊川市桜ヶ丘ミュージアム1階 特別展示室・近現代展示室
料 金:無料
主 催:豊川市桜ヶ丘ミュージアム

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