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2013年4月23日 (火)

千葉県袖ケ浦市・水神下遺跡  異例の同時出土-小銅鐸 銅鏡 石製垂飾品

Photo異例の同時出土 銅鐸 銅鏡 石製垂飾品 袖ケ浦駅北側・水神下遺跡の河川跡で
千葉日報 2013年04月23日

袖ケ浦市奈良輪の水神下遺跡から、古墳時代の小銅鐸(どうたく)、銅鏡、石製垂飾品がまとまって発見された。市によると、それぞれが個別に出土する例は多いが、「3点が一緒に見つかるのは極めて珍しい」という。市は秋ごろに同市郷土博物館で一般公開を予定している。

同遺跡は、今から1700~1500年前の古墳時代の居住地だったと推測される。JR袖ケ浦駅の北側約100メートルに位置し、同地での区画整理事業に伴い、2010~12年度に発掘調査が行われた。

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見つかったのは、青銅製の小銅鐸(高さ6.3センチ、幅4.3センチ)、青銅製の銅鏡(直径6.5センチ)、石製垂飾品(長さ5.8センチ)。遺跡内の河川跡でまとまって発見されたことから、司祭者への副葬品の可能性も考えられるという。





Photo_4水神下遺跡で発見された青銅製品
2013/11/18

奈良輪に所在する水神下遺跡で発見された古墳時代(今から約1700~1500年前)の川の跡から、青銅製の小銅鐸と鏡、石製の垂飾品が1箇所からまとまって出土しました。
それぞれ単独で出土する例はありますが、今回のようにまとまって出土することは非常に珍しく、貴重な発見といえます。
小銅鐸は弥生時代の終わりから古墳時代の初めにかけて、農耕儀礼のお祭りに使用された道具と考えられています。これら3点の出土品は、お祭りを執り行った司祭者への副葬品であった可能性も考えられます。

Photo_311月24日(日)まで、袖ケ浦市郷土博物館で秋の企画展『上総の古鏡-カガミが語る古墳時代の心と形』が開催…この企画展で水神下遺跡の出土品が公開された。








このニュースは知っていたものの…秋の企画展での公開情報は見落としてしまった~これも関東だったのに、残念。関東では古墳時代にかかる頃に小銅鐸の事例が多く知られているが、銅鏡と伴出した例は今回が初めて、小銅鐸の用途について考える手掛かりになりそうな遺跡だと思う。

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