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2015年6月26日 (金)

銅鐸内に「舌」4本発見 CTで収納状態初確認 南あわじ「松帆銅鐸」

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兵庫県南あわじ市で出土した弥生時代前期末~中期前半の「松帆銅鐸」7個のうち、大型に小型をはめ込んだ「入れ子」状態にある2組4個から、音を鳴らす振り子「舌」4本が見つかった、と兵庫県教育委員会などが26日、発表した。奈良文化財研究所(奈良市)でのコンピューター断層撮影(CT)スキャンで判明。舌を銅鐸内に納めた状態も初めて分かった。謎が多い銅鐸の使い方などを解明する極めて貴重な資料になる。

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松帆銅鐸は、今年4月に玉砂利製造販売会社の加工場や砂置き場で発見され、内部に砂が詰まったまま回収した2組4個をCTで調べた。既に発見された舌3本を合わせ、7個全てに舌があったことになる。

1b_08155964新たに見つかった舌は、それぞれセットとなる銅鐸内にあり、同研究所の難波洋三・埋蔵文化財センター長は「舌をひもで取り付けた使用状態のまま、入れ子にして埋めた可能性が高い」と推測する。舌は青銅製とみられ、打ち鳴らしたことによる摩滅も確認できた。

【舌(ぜつ)】祭器である銅鐸内につり下げられた青銅製の棒で、開口部付近の環状突起(突帯)に当たることで音を鳴らす。青銅のやじりの転用や石製のものもある。国内の出土例は少なく、青銅製は約10個。大型で飾り立てた弥生後期の銅鐸には、突帯の摩滅がなく、舌がなかったと推測されるものもある。

写真上:コンピューター断層撮影を実施した銅鐸2組の3次元画像。入れ子の外側と内側の銅鐸内に棒状の舌(彩色部分)がある(奈良文化財研究所提供)

写真中:CTスキャン分析を受けた松帆銅鐸の3・4号銅鐸(左)と6・7号銅鐸(右)

写真下:松帆銅鐸の3・4号銅鐸(左)と6・7号銅鐸(右)の入れ子状態


神戸新聞 2015/6/26

動画もあり。

舌が舞の近くにある件については、動画で難波さんが説明している。可能性としては、入れ子にした時に舌を奥に押し込んだことなどが想定されるそうだ。確かにこの位置では内面突帯に当たらず、キレイな音は出ない。

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