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2016年1月

2016年1月26日 (火)

サントリー美術館「水-神秘のかたち」

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渋谷駅でこの展示会のポスター見ていて、もしかしたら流水文銅鐸が展示されているかも…?と検索してみると、やっぱりありました!八尾市跡部銅鐸が展示されていることが判明、会期は2/7までだが東京で見られることは少ないので一度足を運びたい。しかし美術の世界では今でも流水文=水の表現と解釈されているんだな~と、考古学の世界では佐原先生が否定されて呪縛文様と考えられている。先日岡山で見た直弧文の特別展では弥生の呪術文様から弧帯文の成立を説明していたが、その中で流水文も捉えられている。

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水-神秘のかたち

水は、あらゆる生命の源であるがゆえに世界中でさまざまな信仰を生み、祈りの対象ともなりました。特に四方を海に囲まれ、かつ水源が豊かな日本においては、自然崇拝と相まって、水のもつ精神性が発展したようで、日本語に信仰背景があることを連想させる水の慣用句が多いことや、水による潤いが精神にも及ぶ発想があることに、一端が示されるでしょう。
さらに、祭器である銅鐸に流水文が表されることから、すでに弥生時代より信仰があったことがうかがえ、それが今でも続くことは、湖や滝がご神体として祀られることに見ることができます。また、龍宮城など、水にまつわる昔話が多くあることは、多岐にわたる信仰を映し出すでしょう。とりわけ、今でも日本各地に残る龍神信仰は、雨乞いと深くかかわるものであり、五穀豊穣ひいては鎮護国家に直結することから、時代を通じて信仰され、水の信仰の中核といえるものです。
本展は、水にかかわる神仏を中心に、その説話や儀礼、水に囲まれた理想郷や水の聖地など、水を源とする信仰に根ざした造形物を、彫刻、絵画、工芸にわたって展観することで、日本人が育んできた豊かな水の精神性を浮び上がらせようとするものです。特に篤い信仰を集めた龍神は、国宝「善女龍王像(ぜんにょりゅうおうぞう)」など優れた造形性を有するものが伝わり、龍神の持つ神秘の玉―「宝珠(ほうじゅ)」に関する作例とともに、本展の見どころの一つとなります。若水を汲む新春に、清らかな水が生んだ神秘のかたちをお楽しみください。

会場:サントリー美術館
東京都港区赤坂9-7-4 東京ミッドタウン ガレリア3階

会期:2015年12月16日(水)~2016年2月7日(日)
※作品保護のため会期中、展示替を行ないます。
※各作品の出品期間は、出品作品リストをご参照ください。

開館時間:10:00~18:00 (金・土は10:00~20:00)
※12月22日(火)、2016年1月10日(日)は20時まで開館
※2016年1月2日(土)は18時までの開館
※いずれも入館は閉館の30分前まで
※shop×cafeは会期中無休

休館日:火曜日、12月30(水)~2016年1月1日(金・祝)
※12月22日(火)は20時まで開館

入館料:
一般
当日 1,300円 前売 1,100円
大学・高校生
当日 1,000円 前売 800円
※中学生以下無料
※障害者手帳をお持ちの方は、ご本人と介護の方1名様のみ無料

音声ガイド:500円 ※英語版もございます。
主催:サントリー美術館、朝日新聞社
協賛:三井不動産、三井住友海上火災保険、サントリーホールディングス

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2016年1月25日 (月)

第75回銅鐸研究会「神明遺跡出土の銅鐸について」

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第75回 銅鐸研究会

○日時/平成28年2月6日(土)14:00~16:00
○演題/「神明遺跡出土の銅鐸について」
○講師/渡邉恵里子さん(岡山県古代吉備文化財センター)
※当日受付、定員120名(要入館料、野洲市民は無料)

場所:銅鐸博物館(歴史民俗博物館)
お問い合わせ先:Tel077-587-4410・Fax077-587-4413

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2016年1月21日 (木)

松帆銅鐸発見記念シンポジウム

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先週、高松で松帆銅鐸シンポジウムのチラシを入手した。昨夏の初公開を見逃したため次の機会はと注意していたが、以外に早い二回目の公開。2/7がお天気になることを祈る(淡路島は明石海峡大橋か船でないと渡れないため)。

銅鐸は、南あわじ市松帆西路の滝川記念美術館「玉青館」で展示(一部は写真などで紹介。入館料300円。月曜休館)。その後2月27日から播磨町の兵庫県立考古博物館へ巡回。ようやく本土で見られる!!

松帆銅鐸発見記念シンポジウムを開催します!!

内容:
・日時:2016年2月7日(日曜日)
 午後1時~4時30分
・場所:中央公民館(旧三原公民館)
 南あわじ市市三條880番地 

参加無料ですが、事前申し込みが必要です。(先着500名まで)
・必ず往復はがきで申し込んでください。
(はがき1枚につき2名までの申し込みが可能です。)
・住所・氏名・電話番号・人数(2名まで)を明記、
 返信用はがきにも住所・氏名をご記入下さい。
・締切:2016年1月27日(水曜日)必着
・送付先:〒656-0455 兵庫県南あわじ市神代国衙1100
 南あわじ市埋蔵文化財調査事務所

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会場(中央公民館)への交通機関の案内
10時10分 三ノ宮発福良行神姫バスに乗車→11時14分 洲本インターチェンジバス停で下車
→11時28分 洲本インターチェンジバス停で淡路交通縦貫線洲本高速バスセンター発福良行に乗り換え
→11時48分 市バス停で下車→徒歩で会場まで15分
※会場周辺は飲食店が少ないので、市バス停周辺の飲食店やコンビニをご利用下さい。

お問い合わせ先:
埋蔵文化財事務所
〒656-0455 南あわじ市神代國衙1100番地
Tel:(0799)42-3849
Fax:(0799)42-3806

松帆銅鐸の謎に迫る 2月7日、南あわじでシンポ(神戸新聞NEXT 2016/1/8)

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2016年1月 7日 (木)

淡路島・松帆銅鐸.2個の内部から「ひも付きの舌」確認

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兵庫県教委と南あわじ市教委、奈良文化財研究所(奈文研)は7日、昨年4月に同市で見つかった松帆銅鐸(まつほどうたく)7個のうち、未調査だった2個の内部から、棒状の舌(ぜつ)がひもの一部が付着した状態で見つかったと発表した。他の2個の舌でも既にひもが確認されており、奈文研は「4個そろってひも付きの舌があったことで、銅鐸は音を鳴らす祭器という説が決定付けられた」としている。

松帆銅鐸のうち6個は大小3組の銅鐸を「入れ子」にして埋められていた。単独だった1個と、入れ子状態を現場で分離させた2個にはそれぞれ舌があったが、ひもは確認されていなかった。今回調査した2個は高さ31.8センチの銅鐸の内側に同21.3センチの銅鐸が入れられた状態で、奈文研が中に詰まった砂を除いて調査。外側の銅鐸内に長さ13.8センチ、内側の銅鐸に同7.8センチの舌があり、それぞれの舌の穴には、銅鐸内側に舌をつるすためとみられる太さ4?8ミリと同3ミリの植物繊維のひもの一部が残っていた。

銅鐸と舌が一緒に見つかる例は極めて少なく、音を鳴らす用途には異論もあったが、難波洋三・奈文研埋蔵文化財センター長は「銅鐸を埋める際に舌を外すことが一般的だったのでは」としている。

南あわじ市教委は2月9?21日、同市松帆西路の市滝川記念美術館「玉青館」で今回調査した銅鐸などを展示する。問い合わせは市埋蔵文化財調査事務所(0799・42・3849)。

毎日新聞 2016年1月7日

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兵庫県南あわじ市(淡路島)で見つかった弥生時代前期末~中期初頭(紀元前3~同2世紀)の「松帆銅鐸(まつほどうたく)」7個のうち、大小が二重の「入れ子」状態になった1組2個から新たに、植物繊維製とみられるひもの一部が見つかった。県教育委員会などが7日発表した。全国初のひもの確認例となった別の1組に続くもので、7個すべてが、音を鳴らす青銅製の舌(ぜつ、振り子)をひもでつり下げた状態で埋められた可能性が強まった。

銅鐸、つり下げて使用か? ひもの一部を初確認

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7個のうち、「入れ子」状態で内部に砂が詰まった2組計4個について、奈良文化財研究所(奈良市)が取り外し作業を進めてきた。昨年、1組(高さ約32センチと約22センチ)の鈕(ちゅう、釣り手)や舌にひもの一部や痕跡を確認。今回、残る1組(同約32センチと約21センチ)の2本の舌の穴にもひも(太さ3~8ミリ)が残っていた。

銅鐸は昨年4月、南あわじ市の会社の砂置き場で発見された。県教委は昨年11月、砂が採取された沿岸部で地中レーダーによる調査を始めたが、銅鐸の埋納場所は特定できていないという。今後、銅鐸内部の砂に混じっていた植物の葉の年代測定などを進める方針。

今回の銅鐸2個などは2月7日に南あわじ市中央公民館で開かれるシンポジウムで初公開され、9~21日に同市滝川記念美術館玉青館で展示される。

朝日 2016年1月7日

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