いのちのたび博物館・企画展「企救の国の青銅器文化」
企画展「企救の国の青銅器文化」
会期:2016/7/3~11/6
重留遺跡(しげとめいせき、小倉南区重住)から出土した、弥生時代後期の青銅製祭器(マツリの道具)である広形銅矛(ひろがたどうほこ)は、同様のマツリの道具が住居の中から出土した国内で唯一の例であることや、住居の中で何度も広形銅矛を埋めたり出したりしていたことが考古学的な調査で初めて明らかになった例です。
これらのことが学術的に高い価値をもつと評価されて、重留遺跡出土の広形銅矛は国の重要文化財に指定されることになりました。考古資料が重要文化財になるのは、北九州市で初めてのことです。
これを記念して、本展では重留遺跡出土広形銅矛のお披露目展示を行います。また本市出土の銅鏡や銅剣などを合わせて展示するとともに、芦屋釜の里で復元鋳造した広形銅矛を展示して、本市の弥生時代の青銅器文化を紹介いたします。
歴史講演会「重留銅矛は何を語るか~邪馬台国の時代 in 北九州」
開催日 | 9月17日(土) |
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時間 | 13:00~16:30 |
場所 | いのちのたび博物館 ガイド館 |
定員 | 200名(当日先着順受付) |
対象 | どなたでも(小学生以下は保護者の参加が必要) |
料金等 | 無料 |
申込方法 | 当日先着受付順 【お問い合わせ】 北九州市文化企画課 Tel.093-582-2391 |
内容 | 銅鐸や銅矛を使用した弥生時代の祭祀について精鋭の研究者を招いて議論する。 |
北九州市立いのちのたび博物館[自然史・歴史博物館]
〒805-0071 福岡県北九州市八幡東区東田2-4-1
Tel:093-681-1011
Fax:093-661-7503
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