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2017年10月 7日 (土)

宮内庁書陵部・三の丸尚蔵館 第78回展覧会「古代の造形-モノづくり日本の原点」

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三の丸尚蔵館
第78回展覧会について
1. 展覧会名
古代の造形-モノづくり日本の原点

2. 会期
平成29年9月23日(土・祝)~12月10日(日)
前期:9月23日(土・祝)~10月29日(日)
後期:11月3日(金・祝)~12月10日(日)

休館日:
毎週月・金曜日,展示替の期間(10月30日~11月2日)
ただし,10月9日(月・祝),11月3日(金・祝)は開館し,10月10日(火)は休館します。

開館時間:
9月23日(土・祝)~10月29日(日)午前9時~午後4時15分 (入館は午後4時まで)
11月3日(金・祝)~12月10日(日)午前9時~午後3時45分 (入館は午後3時30分まで)

3. 概要
宮内庁には,歴代の天皇,皇后をはじめとする皇族方を葬る陵墓等を管理し,調査研究を行う書陵部陵墓課があります。ここでは仁徳天皇陵から出土した「女子頭部」や「馬形埴輪」をはじめとする優れた出土品を多く所蔵しています。その中には,独特の形をした「御物ぎょぶつ石器せっき」,美しい流水文様が洒落た「流水文銅鐸」,それまでの鏡に独創性を加えて当時の日本の家屋を立体的に表した「家屋文鏡」など,古代の様々な優れた造形表現を示す数々の作例が含まれており,これらは日本文化の基礎期を彩る重要な作品です。一方,昭和天皇まで御物として伝えられていた作品を引き継いだ三の丸尚蔵館には,学術的に貴重な資料と評価される「金銅製四鐶壺)」や類例がほとんど知られていない「金銅装横矧板鋲留衝角付冑」など,注目すべき優品があります。

本展では,こうした書陵部と三の丸尚蔵館が所蔵する考古資料のうち,それらが使用されていた頃の姿を留めた作例を中心に,主に石・土・金属などの素材や製作技法に注目して,その造形的な特徴に焦点をあてて紹介します。

美しい緑色の翡翠の勾まが玉たまや,南の海でとれる貝を使った腕輪の特徴を表現した不思議な形の鍬形石や車輪石などの「石の造形」,古代の大らかな精神性を感じさせる埴輪や,巧みな轆轤の技術を用いた須恵器すえきなどの「土の造形」,躍動する神獣や複雑な幾何学文様がほどこされた銅鏡や,金色のまばゆい輝きを放つ装身具などの「金属の造形」,それらのいずれもが,わが国の古代の人々の豊かな美意識と造形力を示しています。本展の出品作品にみられる素材と技術・技法が織りなす造形美を通じて,モノづくりの伝統を誇りとしてきた日本文化の古層に注目していただければ幸いです。

10月初めに友人のNさんに教えてもらった展示会…皇室に寄贈された石上銅鐸が展示されている。いずれも後期の大型の流水文銅鐸だが、1号は前期、盾と戈を持つ人物像が描かれた2号は後期に展示される。家屋文鏡の展示も後期らしい。

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