« 長野県立歴史館 2020年度秋季企画展「稲作とクニの誕生-信州と北部九州-」 | トップページ | 徳島市立考古資料館 令和2年度特別企画展「音の考古学-SOUND OF ARCHAEOLOGY-」 »

2020年11月11日 (水)

松帆銅鐸一般公開記念特別展「弥生青銅の島展」

N 松帆銅鐸一般公開記念特別展「弥生青銅の島展」

淡路島は『古事記』の冒頭にて伊弉諾尊(いざなぎ)・伊弉冉尊(いざなみ)による国生みで最初にできた島(国生み神話)と記述されている一つの理由に『海人(あま)』と呼ばれる人々の存在が大きく関係している。海人は高度な航海技術と製塩技術を持ち、淡路島は天皇たちの狩場としても重宝され、その結果、海人はヤマト王権とのつながりを深めていったと考えられる。南あわじ市内の遺跡から出土した多数の遺物から、弥生時代には『海人』の前身である『海の民』と呼ばれる人々の活躍が見て取れる。中でも代表的遺物である銅鐸の市内出土の伝承は多く、現存する銅鐸も初期の段階のものが多いことは周知の事実である。また、銅鐸以外の青銅器の発見も多く、貴重な青銅器を数多く所有できた共同体の存在がうかがえる。これら、最先端技術を用いて造られた青銅器を受け入れた『海の民』がいたからこそ、海人の活躍、ひいては国生み神話へとつながったのだと推測される。本展では、松帆銅鐸をはじめとする市内出土の青銅器を一堂に会し、弥生時代における淡路島の社会的重要性に迫る。

開催場所:南あわじ市滝川記念美術館玉青館
開催期間:2020年11月12日(木)~2021年2月28日(日)
開館時間:9:00~17:00(最終受付16:30)
休館日:毎週月曜日(月曜祝日の場合翌日以降の平日)
観覧料:大人300円、大学生高校生200円、小学生中学生100円

展示物リスト
松帆銅鐸・舌(青銅の楽器)
古津路銅剣(青銅の武器)
幡多銅戈(青銅の武器)
貨泉(青銅のお金)
銅鏃(青銅の鏃)
銅鐸(青銅の楽器)
青銅器付木製品

展示解説参加料無料(入館料必要)
100 年に一度の大発見と言われる松帆銅鐸の基礎的な研究が終了し、「弥生青銅の島」をキーワードに松帆銅鐸が返ってきます!
2階展示室で、展示解説「私たちと銅鐸のつながり 古代のロマンに触れる」が開催されます。銅鐸をはじめとする遺物の解説を聞きながら、祖先の暮らしを想像します。
電気や水道など文明の利器がない世界で、銅鐸の輝きや響きは私たちの祖先にどのような影響を与えたのかを、出土から調査結果を踏まえて、わかりやすく解説します。1回10名の定員となります。
開催日時:11月15日(日)11:00~11:30、14:00~14:30
開催場所:南あわじ市滝川記念美術館 玉青館 2階展示室

南あわじ市滝川記念美術館 玉青館
〒656-0314 南あわじ市松帆西路1137-1
電話:0799-36-2314

|

« 長野県立歴史館 2020年度秋季企画展「稲作とクニの誕生-信州と北部九州-」 | トップページ | 徳島市立考古資料館 令和2年度特別企画展「音の考古学-SOUND OF ARCHAEOLOGY-」 »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。



« 長野県立歴史館 2020年度秋季企画展「稲作とクニの誕生-信州と北部九州-」 | トップページ | 徳島市立考古資料館 令和2年度特別企画展「音の考古学-SOUND OF ARCHAEOLOGY-」 »