« 滝川記念美術館玉青館・松帆銅鐸秋季特別展「銅鐸への序曲-鈴から鐸へ-」 | トップページ | 辰馬考古資料館 令和4年度秋季展「材質と技法-製作痕の観察から-」 »

2022年9月17日 (土)

新宿歴史博物館 令和4年度特別展 「新宿の弥生時代-教科書の弥生時代と比べてみると-」

C 新宿歴史博物館 令和4年度特別展 「新宿の弥生時代-教科書の弥生時代と比べてみると-」

「弥生時代」と聞いて、どのようなイメージを思い浮かべますか?
水田が広がる農村風景? 中国の歴史書(『後漢書』東夷伝、『三国志』の「魏志」倭人伝など)に「倭国大乱」と書かれているような戦乱の世?女王卑弥呼が治めた邪馬台国?

教科書で描かれている弥生時代像は、中国の文献に書かれた日本に関するわずかな情報と、全国で発見される遺跡や出土品などから生み出されています。米作りに使用した農具や、銅鐸(どうたく)や銅矛(どうほこ)などの青銅製の祭器、ガラス玉などの装飾品・・・・まだまだ謎も多く、ロマンに満ちています。

それでは、弥生時代の新宿はどのような社会だったのでしょうか。
区内では、高田馬場三丁目遺跡で平成3年(1991)に小銅鐸が発見され、都内で最初の出土例として注目されました。(現在では八王子市と調布市でも出土し計3例になりました)
小銅鐸の多くは銅鐸を模したものと考えられていますが、銅鐸は全国で約500点確認されているのに対し、小銅鐸は60点ほどしか見つかっていません。一体どのように使われていたのでしょうか。関東近県の小銅鐸を集めて展示しますので、是非一緒に考えてみてください。

その他、水田の有無や戦乱の痕跡、青銅器や鉄器の普及状況など、区内で発見された遺跡や、出土品から、新宿の弥生時代について考えます。

開催期間:9月17日(土)~12月4日(日)

時間:9:30~17:30(入館は17:00まで)

休館日:9月26日(月)・10月11日(火)、24日(月)、11月14日(月)・28日(月)

会場:新宿歴史博物館 地下1階企画展示室
〒160-0008
東京都新宿区四谷三栄町12-16
電話 03-3359-2131
FAX 03-3359-5036

料金:観覧料:一般300円(常設展とのセット券は500円)、団体割引(20名以上)150円、 中学生以下無料

お問い合わせ:
新宿区立新宿歴史博物館 03-3359-2131

|

« 滝川記念美術館玉青館・松帆銅鐸秋季特別展「銅鐸への序曲-鈴から鐸へ-」 | トップページ | 辰馬考古資料館 令和4年度秋季展「材質と技法-製作痕の観察から-」 »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。



« 滝川記念美術館玉青館・松帆銅鐸秋季特別展「銅鐸への序曲-鈴から鐸へ-」 | トップページ | 辰馬考古資料館 令和4年度秋季展「材質と技法-製作痕の観察から-」 »